音楽と文学のマリアージュvol.4

音楽と文学のマリアージュvol.4

「大きな森の国で、小さなぞうが産まれた。名前はババール。母さんはこの子が可愛くてたまらない。揺りかごゆらゆら鼻で揺すってねんねん子守唄を口ずさみながら、優しく寝かしつけてやるのだった」という語りで始まる『ぞうのババール』の物語は、世界中の子供達に愛されてきた名作です。オリジナルのフランス語のほか、各国の言葉に翻訳されているのはもちろん、プーランクの音楽に添えられたナレーションにも、様々なお国柄が感じられます。