鈴木茂:セッションミュージシャン

鈴木茂:セッションミュージシャン

1969年、18歳の時に伝説のバンド、はっぴいえんどに加入以来、ギタリスト/作曲家/編曲家/プロデューサーとして、日本のポップミュージックの歴史に残る名演、名曲を世に送り出してきた鈴木茂。はっぴいえんど解散後は、細野晴臣、林 立夫、松任谷正隆と共に音楽ユニット、ティン・パン・アレーを結成、小坂 忠、いしだあゆみ、荒井由実など、多くのアーティストのレコーディングやライブに参加。大滝詠一の「論寒牛男」における速弾きから、荒井由実の「卒業写真」のボーカルに寄り添うバッキングプレイなど、抜群のテクニックと歌心ある演奏で作品をサポートした。また1975年には名盤の誉れが高い『BAND WAGON』で、本格的にソロアーティストとしての活動もスタートさせ、人気アーティストの仲間入りを果たした。1970年代後半からは、アレンジャー/プロデューサーとしても優れた手腕を発揮、アイドルからポップ、歌謡曲まで、幅広いジャンルを手掛けて、次々とヒット曲を放ち、日本の音楽シーンに欠かせない存在として活躍した。ここでは、鈴木茂が参加したバンドやセッションから、印象的なギター演奏が聴ける楽曲をセレクト。ソロやバッキングなど、現在も多くのギタリストに影響を与える色あせない名演を楽しもう。