菊地成孔：プロデューサー

ジャズミュージシャン／DJ／MC／文筆家／音楽講師／プロデューサーなど、さまざまな顔を持つ菊地成孔。1980年代半ば頃にジャズサックス奏者として活動を始め、1994年にポップユニットSPANK HAPPYのメンバーとしてメジャーデビュー。以降、菊地成孔DCPRG、ペペ·トルメント·アスカラール、JAZZ DOMMUNISTERSなど、多くのユニットやプロジェクトを始動させ、日本のジャズ界で独自のスタンスを確立した。またプロデューサーとしての才能も発揮し、ジャズをベースにしながら、映画や文学などさまざまな芸術から影響を受けた自身の美学を反映した音作りによって、大西順子らジャズアーティストはもちろん、インディー系ロックバンドから、UA、宇多田ヒカル、JUJUらJ-Pop界を代表するアーティストまで幅広く手掛けている。このプレイリストでは、彼が手掛けた数多くの作品の中から代表的な楽曲をセレクト。異なるジャンルが入り交じる感覚こそ、菊地成孔の考えるジャズの姿なのかもしれない。