小塵埃:私たちを"ゲンキ"付ける楽曲

小塵埃:私たちを"ゲンキ"付ける楽曲

Apple Music

香港出身のインディーフォークポップデュオ、小塵埃 (Lil’ Ashes) は当初、2020年にいくつもの大きな計画を控えていた。しかしツアーの予定でいっぱいだったスケジュールは、全公演が中止となり、未曽有の一年となってしまった。シンガーソングライターの湯凱婷 (Pollie Tong)と屈霆軒 (Jonathan Wut)はライブ配信を行うことを決定。「以前の私は、レンズを通すと自分の気持ちが伝わらないのではないかと恐れていた。でも今は大丈夫」と、PollieはApple Musicに語る。「オーディエンスと対面していなくても、カメラに向かって、みんなとより良くつながることができるよう工夫した」。「(ライブ配信は)良いことだと思う」と、Jonathanは語る。「私たちの演奏を携帯電話の画面に映すことで、たくさんの人に観てもらえるから」

今年を前向きな気持ちで過ごすべく、小塵埃は「嗚」「給塵 -《埋班作樂》作品」「萬物之靈」といった自身たちの楽曲や、地元のアーティストMerry Lamb Lambのキュートで風変わりな「Cosmic World」などからなる、アップビートな新年のプレイリストを作成した。他にも新進気鋭のCosmo Pykeによる「Chronic Sunshine」や、Mamas Gunの「Reconnection」、AURORAの「Conqueror」やMadison McFerrinの「No Time to Lose」など、ハッピーな気分になれそうな曲が収録されている。

「ここに並ぶ私たちの楽曲は、たくさんの希望を抱きながら書いたもの」と、Pollieは語る。「他のアーティストの曲に関しては、私たちが聴くと励まされて、“ゲンキ”(日本語で発音)になれるものを選んだ。音楽は人のムードを変えられる。ここに並ぶ楽曲は私たちを後押しして、励ましてくれる」