玄関をデコレーションし、とっておきのホリデーウェアを身にまとって、マライア・キャリーの『Christmas Time』ツアーの季節に備えよう。クリスマスの女王マライアは、今年はファンと一緒にホリデーシーズンを過ごし、新たな場所や人々に喜びを届けたいとApple Music に語る。彼女はショーの雰囲気を「華やかで、お祝いムードにあふれ、楽しくて、幸せで、陽気」だと表現するが、決してそれだけではないようだ。「もしかしたら、切なさを感じる瞬間もあるかもしれない。だって、私の曲には、さまざまな感情を感じるはずだから」と彼女は言う。今回のステージでは「O Holy Night」「Hark! The Herald Angels Sing」「Joy to the World」といったクリスマスの定番曲に加え、今年でリリース30周年を迎える彼女の代表曲「All I Want for Christmas Is You」はもちろん、「ヒーロー」「Fantasy」「Always Be My Baby」といったクリスマスに関連しないヒット曲も数多く披露される予定だ。ただ、クリスマスの達人ともいえるマライアでさえ、このシーズンのステージ上で何が起こるか、すべてを予測することはできないようだ。「それがツアーの楽しいところなの。ファンのみんながどう反応するか予想できないから。リハーサルを重ねてうまくいく瞬間もあれば、思いがけない瞬間もある」と説明し、過去に雨の中、ステージをモップがけした時のエピソードを振り返る。「その場で即興で歌を作ったら、みんなとても気に入ってくれたわ」。さあ、オーナメントを飾り、ライトをつけて、この特別なセットリストを楽しもう。