ザ・ランナウェイズやJoan Jett & The Blackheartsでの活動を通じて、パンクやハードロックの女神であり続けてきたジョーン・ジェット。そのサウンドとアティチュードは、フェミニズムの思想をパンクシーンに投げかけたBikini Killやホール、L7といった、1990年代のライオットガールムーブメントの中心人物たちの指針となった。その後もパラモアやThe Donnasのポップパンクや、Dream Wifeのような2010年代のガレージロック勢まで、ジョーンの遺伝子はそこかしこで息づいている。