かつて映画音楽の人気作曲家であるハンス・ジマーは、「何を感じるべきかを伝えるために音楽を書くのではなく、感じるべき時が来たことを伝えるために作曲しています」と語った。そして、音楽文化の中でオーケストラの優位性が失われつつある現代において、映画やテレビ番組、ストリーミング配信のための音楽は、映像とサウンドの相互作用をさらに豊かにするべく、エレクトロニックやポップミュージックのエレメントを吸収し、これまで以上にエモーショナルでスタイリッシュな領域へと広がりを見せている。ここではこの状況を踏まえつつ、古くからの人気曲も交え、大小さまざまなスクリーンのために書かれたとっておきの音楽を紹介する。プレイリスト内の曲は随時更新されるので、お気に入りの曲はライブラリに追加してください。