

グレン・キャンベル が歌う ジミー・ウェッブ
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グレン・キャンベルは、すぐれた楽曲を見抜くプロデューサー的視点も高く、実は大ヒット曲にはカバー曲が多い。中でもアメリカンポップを代表する異才、ジミー・ウェッブとの相性は素晴らしく、ジミーの才を世に知らしめた1967年の "By the Time I Get to Phoenix" や、その後ポップスタンダードともなる "Wichita Lineman" を次々とチャートに送り込むことに。元々、ジミー・ウェッブ自身のティーン時代、グレン・キャンベルの一枚のシングルが音楽家になることを決意させたように、この2人の組み合わせは、単なるソングライター/ヴォーカリストの関係性を大きく越えた、音楽家同士の切磋琢磨と深い友情を感じさせるものといえる。