“Crate Junkie”という言葉がある。それは、日夜レコードショップに通い詰め、フロアやトラックメイクに使える“最高の音源”を探し求める人々のことで、クレートディガーとも呼ばれる。彼らは膨大なレコードの中から最高のメロディやグルーヴを見つけ出す、貪欲なハンターであり繊細なアーティストだ。これは、そんなDJやビートメイカーたちによって“発掘”、サンプリングされることによって、新たな名曲としてよみがえった“ソース素材”にスポットを当てたプレイリスト。R&B、ジャズ、ファンク、レゲエ、ヒップホップなど、あらゆるジャンルを集めた、これまであまり存在しなかった内容で、男女を問わず音楽を愛するすべての年齢層が楽しむことができるだろう。