

アフロキューバン・ジャズ ベスト
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アフロキューバン・ジャズは、アフリカの伝統的文化に根ざした熱いリズムと、独創的なメロディの力が融合した“ラテンジャズの元祖”といえる。さまざまな異なるスタイルが混ざり合ったこの音楽は、1940年代のニューヨークに住んでいたカリブ海系移民のコミュニティから生まれたといわれており、ディジー・ガレスピーのトランペットによるジャズの即興演奏や、EDDIE PALMIERIが陽気にたたくピアノサウンドなど、多くのストリートミュージックから影響を受けている。1960年代から1970年代になると、ティト・プエンテやレイ・バレットなどが所属したトロピカル音楽集団、Fania All Starsが活躍。その鋭く力強いサウンドと存在感によって、このジャンルはさらなる発展を遂げ、多くの音楽ファンの心をつかむことに成功した。