

1994年、Josh Wink は後にハウスの名プロデューサーとなる King Britt とのユニット、E-Culture ではじめての作品をリリース。翌年には多くの作品がヨーロッパを中心に大ヒットを記録する。その頃からすでに、彼のトレードマークである力強いタフなリズムとザラついた質感のシンセサイザーのサウンドを絡み合わせた、アシッドハウスからの影響を色濃く感じさせるハウスを聴かせていた。彼の長いキャリアにおいては、ディープハウスやプログレッシブハウスに近い楽曲を制作しているものの、アシッドハウスのテイストが失われたことはない。そんな彼の音楽はダンスフロアや野外レイブの喧騒を想起させてくれる。