

幼いころからピアノを含む英才教育を受け、香港大学で法学も学んだ才媛。そうした経歴を背景に、知的で積極的に生きるキャリアウーマンの苦労、さらに一人の女性としての素直な恋愛観などが作品の要素になっている。"我就是主角"、"道別說愛你" では共同作曲者としても参加し、シンガーソングライターとしての道を着実に歩んでいる。サウンドはピアノ、ギターを中心とした編成が多く、プロデュース、作詞、作/編曲と、彼女のアルバムづくりに幅広く関わってきた RubberBand の元キーボーディスト 藝琛 (Kelvin Ngai) の影響も濃厚。すぐれた才能に触れることにより、可能性を広げることに成功していると言えるだろう。