

2007年、現役高校生バンドとしてデビューした FTISLAND。若さ弾けるルックスからアイドル的人気を博し、地上波各局の音楽新人賞を軒並み獲得。当時はまだマイナーなロックジャンルをメジャーに押し上げる役目の一端を担った。ヴォーカル担当イ・ホンギのパワフルな歌声とギターのチェ・ジョンフンが奏でるパフォーマンスは、単なるアイドルバンドとしての枠を超え、翌年には日本でインディーズ活動を開始。日本ではほぼ無名ながらも、地道なライブ活動によって自身の音楽性を高め、2010年にはついにメジャーデビュー。日本での発売曲では、徹底的に習得した日本語を披露し、ビジュアルではなく音楽で勝負しようという熱意にあふれた楽曲が並ぶ。