はじめての Czecho No Republic

はじめての Czecho No Republic

日々を華やかなパレードのように彩る、有機的なバンドサウンドの歩みがここにはある。Veni Vidi Viciousのメンバーとして活動していた武井優心(Vo/B)と山崎正太郎(Dr)の2人を中心に始動したCzecho No Republicは、2013年にサポートメンバーのタカハシマイ(Cho/Syn/G)と砂川一黄(G)が正式加入し、メンバーの変遷を経ながらも10年以上のキャリアを築き上げてきた。USインディーポップと共振するかのような知的で冒険的なソングライティング、親しみ深く温かみのあるサウンド、またライブの場では野性味あふれる爆発力を見せるなど、多面的な魅力を備え、心の機微を捉えながら祝祭感をもたらす楽曲の数々は、武井とタカハシの二枚看板ボーカルによる華麗なスイッチング歌唱やハーモニーによって、猫の目のようにくるくると表情を変えてゆく。ライブシーンで強固な支持基盤を形成しながら、楽曲がテレビアニメシリーズのエンディングテーマに起用されるなど、さまざまな方面から人気を集めてきた彼ら。2020年末には、新たなステージの始まりを予感させるベストアルバム『Czecho No Republic 2010-2020』を発表している。

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