2000年に米ジョージア州アトランタで活動をスタートして以来、ツアーのオープニングを務めたレーナード・スキナードやZZトップといった先人達を彷彿させるパワフルなバンドアンサンブルとソウルフルな歌い口でじわじわと支持を集めた5人組ロックバンド。カントリーやブルーグラス、ゴスペルなどの要素も交え、単なるサザンロックリバイバルの枠に収まらない音楽性でアメリカンロックの旨味をギュッと凝縮したような魅力を持っている。2015年にリリースした4枚目のアルバム「Holding All the Roses」からのシングル曲"Rock and Roll Again"で聴かれる軽快なブギーや、"Let It Burn"のようなテキサススタイルのロックもゴキゲン。オルタナティブカントリー勢が持ち得なかったロックンロールの強さと楽しさを伝えてくれる頼もしい存在感を発揮している。