オランダを拠点に活躍する長澤真澄は、日本を代表するハープ奏者のひとり。自らも学んだマーストリヒト音楽院ハープ科の教授を務めながら、コンセルトヘボウ室内管弦楽団をはじめ、さまざまな有名楽団やトップ歌手と共演。ヨーロッパ各地でソロ公演も行っている。また、グランドハープの演奏はもちろん、18世紀に広く使われていたシングルアクションハープ復興の一翼を担い、それらのハープの原型となった伝統楽器、アイリッシュハープをも自在に操るマルチプレイヤーとしても知られる。このプレイリストでは、長澤がそれぞれのハープが持つ独特の音色を生かして奏でる、幅広いレパートリーを堪能することができる。