ラブソングの帝王として知られる日本のR&B系歌手、鈴木雅之。1980年にシャネルズ（後にラッツ＆スターへ改名）のリードヴォーカルとしてデビュー後、1986年にソロデビュー。"もう涙はいらない"、"恋人"など多数のヒット曲を誇る。同じく歌手で実姉・鈴木聖美の影響といわれる、R&B、ソウル、ドゥーワップなどのブラックミュージックに造詣が深い音楽性は、歌謡曲の潮流に本格的なR&Bテイストを根付かせることにも貢献している。自身も作曲を行うが、ソロ作では小田和正らをはじめとする作家陣による楽曲やゲストを招いたデュエットソングも多く、カラオケでも定番。匂い立つような大人の魅力にあふれた甘くセクシーな歌声と高い歌唱力によるラブソングで、ファンを魅了し続けている。