

憂歌団というバンド名は、ブルースバンドの日本語訳。1970年代に関西で広まったブルースのムーブメントのなかから登場した憂歌団は、1975年にシングル "おそうじオバチャン" でデビュー。関西弁を交えながら日々の人々の暮らしを描いた歌詞、ハスキーにしゃがれたヴォーカル、渋みの効いたギターサウンドを融合し、オリジナリティあふれるブルースを発信。ロック、フォーク、歌謡曲などの要素も取り入れ、その音楽性を広げていった。1999年に無期限活動休止に入るも、2013年に再結成を発表。精力的なライブ活動を続けている。