

1986年にアルバム「傷心歌手」でデビュー、翌1987年の映画『報告班長』の主題歌では台湾のメジャーシーンで初めてラップを取り入れ、大ヒット。ミュージックシーンが育ってきた1990年代になると、彼の音楽はさらに飛躍を遂げる。R&Bを初めとするブラックミュージックや欧米のダンスミュージックを、抜群の音楽的嗅覚でセレクト、それらをシーンに合わせてアレンジすることで、エンターテイナー的な立ち位置で活躍する。2001年、人気ドラマ『流星花園~花より男子~』の主題歌がドラマ人気と共にヒット。その後は徐々に伸びやかなヴォーカルが際立つハートフルなバラードなどシンプルな楽曲へ軸足を移していく。