はじめての 岡林信康

はじめての 岡林信康

1968年に "山谷ブルース" でデビュー。混沌とした時代に生きる若者の主張や社会に対しての問題意識を鮮烈に提示し、音楽シーンのみならず、カルチャー全体にまで衝撃を与えた岡林。ボブ・ディランを筆頭とする海外のムーブメントに影響を受け、その音楽のパワーを日本で展開したスタイルで、フォークの神様と呼ばれるようになった。"それで自由になったのかい" や "私たちの望むものは" などは当時を象徴する曲だ。岡林はその後、ロックに接近した時期があったり、1977年の「ラブソングス」のように何よりも歌を大切にしたアルバムを制作したりと、つねに時代と対峙しながら、その時々の自分を表現し続けてきた。

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