

鹿児島県奄美大島に生まれ、奄美民謡のシマ唄をルーツに持つ大らかな歌声が魅力の、城 南海。2009年に川村 結花が作詞作曲を手掛けた"アイツムギ"でデビューし、グインと呼ばれる奄美民謡特有のこぶしを生かしたヴォーカルで幅広い世代の心をつかんだ。その圧倒的な表現力は、歌唱力を競うテレビ番組に出演したことでさらに広く知れ渡り、視聴者からの熱い要望に応えてリリースしたJ-Popのカバーアルバムも高い評価を獲得。また、韓国ドラマのテーマソングを日本語でカバーした"チョネジア(カバー)"など、国境を越えた取り組みも話題となった。ライブでは奄美三味線やピアノ、奚琴(けいきん)を弾きこなし、親しみやすいポップスを通してシマ唄の魅力を伝えている。