父親は坂本龍一、母親は矢野顕子という音楽一家に生まれたシンガーソングライター。1997年にSister M名義で、坂本龍一の"The Other Side of Love"に客演し、透明感あふれる歌声で話題をさらった。その翌年に本名の坂本美雨名義でデビューし、音楽活動のほか、作詞家、翻訳家、俳優などマルチな才能を発揮。おおはた雄一とのユニット、おお雨や、ゲーム音楽演奏家のサカモト教授と組んだサカモト兄妹など、さまざまなコラボレーション活動も精力的に展開している。2016年には女子聖歌隊のCANTUSと共に、子守唄のように心やすらぐ歌を聴かせる「Sing with me」シリーズを開始。声という楽器の可能性を追求し、自然体のスタイルで新たな音楽表現に挑んでいる。