

家族が聴いていたレゲエやR&Bに触れて育ち、高校では音楽を学ぶコースに進学、上京後に加入したオーセンティックなソウル、ファンクバンドでの活動を経て、2013年よりシンガーソングライターとして活動をスタートさせた向井太一。サウンド面では、時代の新しい風にいち早く呼応し、ブラックミュージックをベースに、ベースミュージックやトラップなど、さまざまな音楽を融合したオルタナティブR&Bを志向。オントレンドなプロデューサー、アーティストとコラボレーションを行いながら、リリックにおいては人間の弱さやネガティブな感情と向き合い、それをポジティブな歌へと昇華するエモーショナルなボーカルが聴く者の心を揺さぶる。その表現力は作品を重ねるごとに成長を遂げ、ジャンルを超えた普遍的な響きを宿しつつある。