

1960年、颯爽とスクリーンに登場した永遠の若大将、加山雄三。東宝映画のスターとして『若大将』シリーズに主演し、当時の若者にとっての理想的な青春像を描き出した。その一方、大学時代には、すでにカントリーバンドでギターとヴォーカルを担当していたという音楽の実力者でもある。1965年のシングル盤、"君といつまでも"、"夜空の星"は爆発的大ヒットを記録。弾厚作の名で作曲家としての顔も持つ彼は、いわば日本におけるシンガーソングライターの草分け的な存在でもある。加山雄三 & ハイパーランチャーズ、加山雄三とザ・ヤンチャーズなど、旧友たちとのバンド活動も精力的に続けている。