ラドゥ・ルプーは、ルーマニア・ガラーツィ生まれのピアニスト。6歳でピアノを始め、12歳のときに自作だけのプログラムでデビュー。1966年のヴァン・クライバーン国際コンクール、1967年のエネスコ国際コンクール、1969年のリーズ国際コンクールで優勝を重ねた。ロンドン・デビュー時の新聞評、千年に一人のリリシストは現在も有名で、日本でもファンが多い。代表的なものは、ベートーヴェンの協奏曲集、モーツァルトの協奏曲集、ブラームスの協奏曲第1番、グリーグとシューマンの協奏曲、シモン・ゴールドベルクとのモーツァルトのピアノとバイオリンのためのソナタ全曲、ベートーヴェン、ブラームス、シューマン、シューベルトの独奏曲など多数。