

2006年発表の4作目のアルバム「The Sufferer & the Witness」から、立て続けにアルバム4枚を全米チャート10位以内に叩き込んでいるライズ・アゲインスト。彼らはポップバンドではなく、この世界が直面している数々の問題を歌い続けるメロコアバンド。それだけ多くの人が支持している理由は、彼らの活動には情熱と信念が感じられるから。メジャーレーベルに移籍後、サウンドもさらにスケールアップしたが、彼らの情熱と信念は1999年の結成以来、変わらない。哀愁を滲ませるメロディを熱唱するティム・マクラスのパワフルな歌声、勇ましいコーラス、熱度満点の演奏が一つになり、聴く者の気持ちを鼓舞する。