はじめての ミレーヌ・ファルメール

はじめての ミレーヌ・ファルメール

1984年にシングルデビューし、1986年のファーストアルバムでは、映画のように凝った作りのミュージックビデオと刺激的な歌詞で、フランスのポップシーンにおいて衝撃を与えたミレーヌ・ファルメール。楽曲はポップながら、ゴシック志向の強いアートワークや性の同一性への疑問、死、セックス、世界の崩壊などといったタブー視されがちなテーマを題材とした歌詞ながら次々とヒット曲を飛ばし、1990年代以降のフレンチポップ~ヌーヴェルシャンソン界をリードしてきた。2000年代以降はシールやモービーらとのコラボを披露し、エレクトロポップ色の強いサウンドで新境地を示すなど、才気にあふれた彼女の新旧の代表曲を堪能したい。