マリン・オールソップはニューヨーク出身の指揮者。レナード・バーンスタインに影響を受け、実際に指導を受けたこともある。現在活躍する一握りの女性指揮者の一人で、クラシックとジャズのクロスオーバーへの試みなど個性的な活動でも注目されている。ロマン派や近代音楽の扱いに定評があるが、ブラームスやバルトークから George Gershwin やジェームス・P・ジョンソンまで、幅広く音楽を表現できることが強みだ。プレイリストにはロマン派から現代までの交響曲や管弦楽曲が並び、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団やバルティモア交響楽団などが彫りの深いサウンドを聴かせてくれる。