はじめての マリア・ジョアン・ピレシュ

はじめての マリア・ジョアン・ピレシュ

ときに情熱にあふれた、力みのない自然な演奏で、聴衆をとりこにしてしまうピリスは、音楽を自然に語らせることができるピアニストの一人。1944年、リスボン生まれ。7歳でモーツァルトのピアノ協奏曲を公開で演奏し、その後ドイツで学んだ。活動の初期にはモーツァルト、ベートーヴェンの演奏で高い評価を得た。ソロだけでなく、数多くの名指揮者と共演。またバイオリニストのデュメイと共にバイオリンソナタの傑作を録音している。若い世代のピアニストのためにマスタークラスを開講し、彼らの成長を助けている。現在はブラジルに在住しながら、世界各地で演奏活動を行っている。