はじめての ブライアン・イーノ

ロキシー・ミュージックへの参加で、華々しいスタートを切ったブライアン・イーノは、ロックやエレクトロニックミュージックの世界で長年に渡り最大級のリスペクトを集める。ソロワークやRobert Frippとのユニットではアンビエントの基礎を築き、ミニマルミュージックの可能性を広げた。また、プロデュースワークでは、デヴィッド・ボウイ、Talking Heads、U2、コールドプレイらを手がけ、彼らのキャリアのターニングポイントとなる作品を世に送り出した。ノーウェーブ、ワールドミュージック、実験音楽などをポップスの世界に知らしめた功績も大。ジャンルに囚われない新たな音楽に貪欲な彼は、真のミュージシャンシップを持つアーティストと言えるだろう。