1970年代にロンドンを中心として広まったラヴァーズロックをジャマイカで体現し、輝かしいキャリアを築いているのがフレディ・マクレガーだ。レゲエの伝統を受け継ぐスピリットと、ラヴァーズロックらしいスムースかつロマンティックで情熱みなぎる歌こそ、彼の真骨頂。7歳の頃からレコーディングに携わり、実力をつけていったという、そのとろけそうな声を武器として、ベレス・ハモンドやグレゴリー・アイザックスらとともにシーンのトップを走り続けている。ちなみに息子である Steven McGregor もダンスホールシーンにその名を轟かせる名プロデューサーだ。