

20世紀を代表するシンガー、フランク・シナトラは1930年代中ごろから歌手としてのキャリアをスタート。ハリー・ジェイムス楽団のヴォーカリストに抜擢され、甘い歌声と華麗なステージングによって人気を得る。1957年には、映画『抱擁』の主題歌 "All The Way" でアカデミー賞優秀主題歌賞を受賞した。また "Fly Me To The Moon"、 "My Way" などのヒット曲は数多くのシンガーにカバーされ、スタンダードナンバーとして親しまれている。ジャズをベースにした洗練された楽曲、すぐれた歌唱力とセクシーな表現力はまさにエヴァーグリーンな輝きに満ちている。