はじめての ハリー・スタイルズ

はじめての ハリー・スタイルズ

ポップアイドルからシリアスなシンガーソングライターへの転身は容易ではない。ましてやワン・ダイレクションのような世界的グループに属し、絶大な人気を誇っていたアイドルであればなおさらだ。しかし、ハリー・スタイルズはその高いハードルに真正面から挑んで見事飛躍してみせたアーティストの一人である。60年代、70年代のクラシックなロックンロールやカントリーからの影響を色濃くにじませたソロデビューアルバム「Harry Styles」は、ポップの仮面を剥いだスタイルズの内省的でストイックな側面をも垣間見せるアルバムで、同作は全米全英ダブル1位の大成功を収めた。そこで得た自信と経験が、より自由な未来を切り開く契機になったのだろう。2019年のセカンドアルバム「Fine Line」はモダンな音響をバックにセンシュアルに響くR&Bや、グルーヴィーなファンク、チェンバーポップやフォークサイケまで、前作以上にバラエティに富んだカラフルなポップアルバムに結実。自分自身を解放したかのように、再びポップスターとしての輝きを増している。ここではそんな彼のソロキャリアを追ったプレイリストを紹介。

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