ウェールズ出身のトム・ジョーンズ。20代前半で渡米する時点で、すでにシングル "It's Not Usual" が全英1位、全米10位を記録し、輝かしいキャリアへの第一歩を踏み出していた。R&B／ソウルやカンツォーネなどを背景にしたパワフルでソウルフルな歌声に加え、時代を反映させるべく多様な音楽スタイルを取り入れる貪欲な姿勢と、ラスベガスでのショー活動などで培ったエンターテイナーとしての華やかさを発揮し、シンガーとしての魅力を増幅させた。ここでは彼の代表曲をはじめ、映画のテーマ曲や、カントリーのカバーなど、数々の名唱に触れることができる。