

バラード曲が一定の人気を保つ韓国では、バラードの王子と呼ばれる歌手が少なくないが、その中でも元祖王子と呼ばれたのがチョ・ソンモ。デビュー当初は音楽番組にも出演せず、人気俳優を起用したドラマスタイルのミュージックビデオのみを公開。クライマックスで盛り上がるロックバラードと映像とのマッチングが話題となった。以後リリースしたアルバムは3枚連続でミリオンを達成し、韓国ではドラマスタイルのビデオ製作がプロモーションの主流となった。澄んだソプラノから涙のヴォーカルとも称されるが、ラテンやロックなども歌い分け、ダンス曲でもヒットを飛ばすなど、幅広い音楽性を持っている。