

カナダはオンタリオ出身のタミアは、幼少時から歌と演技を学び、地元で活動を開始した若き才能の持ち主。クインシー・ジョーンズと出会ったことから活躍の幅を大きく広げ、1995年のクインシーのアルバム「Q's Jook Joint」に参加、のちにデビューアルバム「Tamia」をリリースした。安定感のある表現力によって、またたく間にR&Bシーンの重要アーティストとして認知された。以後も、2000年の “キャント・ゴー・フォー・ザット” など数々のヒットを生み出した。清涼感のある声を生かした素直なヴォーカル表現が持ち味で、自己主張し過ぎることなく、楽曲に応じて最良のバランスを引き出す術に長けている。