はじめての セイント・エティエンヌ

はじめての セイント・エティエンヌ

1991年にデビューアルバム「Foxbase Alpha」をリリースしてから2010年代に至るまで、UKポップシーンにおいて独自のポジションを確立してきたセイント・エティエンヌ。1950〜60年代の影響を色濃く感じさせるレトロなポップ感覚や、コケティッシュでありながらどこかアンニュイなサラ・クラックネルのヴォーカルの魅力もさることながら、エレクトロやアンビエントなどの時代の先鋭的サウンドも貪欲に取り入れるクリエイティブ集団としても際立っていた。ここでは「So Tough」や「Tiger Bay」といった傑作アルバムを次々と送り出していた1990年代前半の彼らの、忘れがたいポップチューンをメインとするリストをお届けする。