

2004年にBad Boy RecordsからBoyz n da Hood名義でアルバムをリリースしたのち、デフジャムレーベルから正式デビューしたヤング・ジージー。2005年にリリースされたアルバム「Let's Get It: Thug Motivation 101」は全米チャート2位を記録し、一躍ヒップホップシーンの重要人物となった。ハスキーでワイルドな声質を効果的に用いたラップは、アッパーでダイナミック、そして、ときに感傷的。リスナーを自然に引きつける魅力を持っている。ヒップホップのダイナミズムが充満した世界観は、チェックしてみる価値あり。