はじめての ジョージ・ラム

はじめての ジョージ・ラム

許冠傑 (Samuel Hui)、泰迪羅賓 (Teddy Robin) とともに80年代の香港ポップシーンをけん引してきたジョージ・ラム。同時期に日本を席巻したアジアンポップブームにおいても、彼の名声が途絶えることはなかった。日本の歌謡界にも精通し、歌謡曲の広東語カバーも手掛けている。ラムの十八番はエンターテイメント性の高い歌唱で、それは音楽、映画など香港のカルチャーが世界に発信され始めた当時の背景をイメージさせるもの。活気あふれる現在のマーケットの基盤を作ったという意味でも偉大なスターのひとりに挙げられる。思わず口ずさむ人気のトラックを中心にご紹介。