

1952年、リトル・ウォルターの後任メンバーとして、10代の若さでマディ・ウォータースのバンドに加入したジュニア・ウェルズ。ブルース・ハープの名手として、シカゴブルースを語るときに忘れてはならない重要ミュージシャンだ。やがて、ギタリストのバディ・ガイとタッグを組んで活動するようになったウェルズは、代表曲 "Hoodoo Man" を筆頭に、ブルースの名演を数多く世に送り出している。ザ・ローリング・ストーンズとの共演で、その名を知っているという人も多いはずだ。この入門編プレイリストで、彼が鳴らしたブルースの特徴であるファンキーなノリを持ったスタイルを味わってみよう。