1997年、当時の興行収入記録を塗り替えたジェームズ・キャメロン監督の大ヒット映画で、セリーヌ・ディオンが歌った主題歌、および劇中の音楽を担当したのがジェームズ・ホーナーである。キャメロン作品との相性が良く、タッグを組んだ他の作品でも大ヒットを記録。ロンドンの王立音楽アカデミーとUCLAの大学院で学んだ音楽理論が作曲家としての仕事にも活かされている。ケルト音楽に影響を受けた美しいメロディが特徴的だが、軽快さが印象的な曲からゆったりとしたオーケストラサウンドがスケールの大きさを感じさせる曲まで、幅広いタイプの楽曲を作り出した。