

プエルトリコ出身のサルサシンガー、ジェリー・リベラ。父親がギタリストで母親がシンガーという音楽一家に生まれ、1989年にわずか16歳でデビューした。1990年に発売したセカンドアルバムが世界的に大ヒットし、サードアルバムをリリースするころには、サルサ界の音楽シーンで絶大な人気を誇るカンタンテに成長。端正なルックスも手伝い、ワイルド系2枚目シンガーとして瞬く間にスターの仲間入りを果たした。以来、ポップサルサの代名詞と称され、現在もその地位は揺るぎないものとなっている。メロディアスで聴きやすいポップなサウンドと、憂いと瑞々しさを兼ね備えた歌声が彼の最大の魅力である。