"女々しくて" をはじめとしたヒット曲と濃いキャラクターでおなじみのゴールデンボンバー。ヴォーカルの鬼龍院翔以外のメンバーは、楽器を実際に演奏せずに当て振りするため、"ヴィジュアル系エアーバンド"の異名で知られている。出自がヴィジュアル系だけに、どの曲も親しみやすいメロディセンスを持ち、それと同時に、歌の世界観には屈折したユーモアが宿っている。メイクや衣裳の奇抜さ、パフォーマンスの突拍子のなさも売りで、ライブやテレビ出演時の高い演出力に定評がある。総じて既成の枠組からはみ出すことで個性を発揮するバンドで、音楽シーンの異端児にして革新的な存在といえる。