

屈指のラテンディーバ、グロリア・エステファン。ラテン音楽をベースにしたポップスグループ、マイアミ・サウンド・マシーンのヴォーカリストとしてデビューした彼女は、1985年のアルバム「Primitive Love」のヒットによりブレイク。その魅力は、ポップス、ラテン、ソウル、ダンスミュージックなどの幅広いテイストを融合したサウンド、そして高揚感と憂いを併せ持った表現力豊かなヴォーカルにある。2000年代に入ると、キューバの音楽をテーマにしたスペイン語のアルバム「Alma Caribena」を発表するなど彼女自身のルーツに根差した音楽を探求し、高い評価を得ている。