カナダのバンクーバーを拠点に活動する女性アーティスト、クレア・バウチャーによるソロプロジェクト。自主レーベル・アルブツスから発表した宅録作品が注目を集め、英国の先鋭レーベル・4ADからリリースされた2012年の3作目「Visions」で高い評価を獲得。コクトー・ツインズらドリームポップに通ずるスペーシーなヴォーカル、インダストリアルも垣間見えるエレクトロビートなど、独学によるその奔放なセンスで紡がれたトラックは、自らエクスペリメンタルポップと呼ぶ浮遊感に満ちた独自の世界を構築。自身が手掛けるゴシックポップなアートワークやファッションでも知られ、さらなる飛躍が期待される新世代のインディーアイコン。