

1950年代のショービジネス界で人気を集めたキーリー・スミスは、10代からシンガーとして舞台に立ち、1953年にルイ・プリマと結婚。夫婦デュオとして、ジャズ、ジャンプ、ジャイヴ、ブルース、ポップなど、さまざまなジャンルの楽曲を歌ってヒットを飛ばし、1958年には、"That Old Black Magic" でグラミー賞 (GRAMMY®) を受賞した。ショーマンシップにあふれるプリマとは対照的に、クールなたたずまいで歌う彼女のスタイルは、シンガーとして高い評価を獲得。1960年代からは本格的にソロとして活動し、その歌声はフランク・シナトラも魅了した。プリマとの代表曲からソロジャズシンガーとしての名演まで、彼女のキャリアを総括できるプレイリスト。