

1990年代後半から 자우림 (Jaurim) の紅一点のヴォーカリストとして韓国のロックシーンをけん引し、2001年からはバンド活動と並行してソロ歌手としても活躍。曲ごとに歌唱法を変え、ふくよかな低音から伸びやかな高音まで広い音域を自在に操る。バンド活動では勢いのあるポップなナンバーも聴かせるが、ソロでは落ち着いた雰囲気の楽曲が多く、作詞、作曲、編曲、プロデュースまで手掛け、カリスマ性を存分に発揮。より美しく深遠な世界へと聴く者を導く。その叙情性にあふれた楽曲は、映画やドラマの挿入歌として感動のシーンを数多く演出している。今や貫禄さえ感じさせる、韓国を代表する歌姫の一人だ。