はじめての カミーユ・ペパン

はじめての カミーユ・ペパン

フランス印象派やアメリカのミニマルミュージックを背景にしながら、新たな音世界を描き出す作曲家、Camille Pépin。1990年にフランス北部の都市アミアンで生まれたPépinは、地元のアミアン地方音楽院を経てパリ国立高等音楽院で作曲を学んだ。2015年に開催されたフランスの作曲コンクール、イル・ド・クレアシオン(Île de Créations)で優勝して以降、数々の賞に輝いてきた彼女は、同世代を代表する作曲家の一人だ。Pépinの楽曲は、高度な作曲技法に裏打ちされた非常に知的なものであると同時に、自然や絵画によってもたらされたインスピレーションから生まれた豊かなイマジネーションや詩情にあふれたものであり、多くの著名な指揮者やオーケストラに取り上げられている。このプレイリストでは、この優れた現役作曲家による生き生きとした音楽を、たっぷり楽しむことができる。