

1993年にデビューしたニューヨークを代表するハードコア・ヒップホップグループ、ウータン・クランきっての個性派ラッパーとしてシーンに強いインパクトを与えることになったオール・ダーティー・バスタード。吠えるような雄々しいラップが最大の持ち味で、ソロアーティストとしても成功した。2004年に35歳の若さで他界したが、1995年のソロアルバム「Return to the 36 Chambers: The Dirty Version」から生まれた代表曲 "Brooklyn Zoo" は、今なおヒップホップクラシックとして受け継がれている。個性の塊のような楽曲であふれたこのプレイリストで、当時のシーンに彼が与えた影響を確認してみよう。