

1936年シカゴで生まれたエディ・ハリスは聖歌隊で「4歳の頃には教会音楽のすべてを知っていた」と語ったよう、子どもの頃から才能にあふれていた。基本的にはテナーサックスプレイヤーだが、ピアノやトロンボーンも演奏し、フリージャズ、ポップ、そして近未来的な電化サウンドにもアプローチしている。楽器へのチャレンジとして、トランペットにサックスのマウスピース、サックスにトロンボーンのマウスピースを使用したというのは有名な話。あまりにファンキーでユニークな取り組みも多かったが、彼が作曲した "Freedom Jazz Dance" は今やモダンジャズスタンダードの名曲となっている。